CFD取引と株取引の違い |
|
証券CFD取引>CFD取引と株取引の違い CFD取引と一般の株取引を比較した場合、いくつかの違いがありますが、その中でも大きく異なっているのが、「相対取引」と「証拠金取引」の2つです。 この2つは、CFD取引のメリットでもあり、逆にリスクともいえるものです。 相対取引CFDの相対取引とは、投資家が直接CFD業者との間で、株式などを売買することを契約して、資金をやり取りすることをいいます。 このとき、単に売買の契約を結ぶだけで、株券などの現物を取引するわけではありません。 例えば、A社の株をCFDで取引する場合は、CFD業者が証券市場の価格を元にして決めた価格で、売買の契約を結ぶことになります。 仮に、A社の株が証券市場で500円の株価であれば、CFD業者から買う場合は505円で、逆に売る場合は495円というようになります。 CFD取引では市場価格とは多少違いがあり、CFD業者が決めた価格を、承知した上での売買となります。 (ちなみに、業者の売り値と買い値の価格差をスプレッドと呼び、投資家からみるとスプレッド差が小さいほうが、利益が出やすくなります。) CFDは相対取引のため、業者が売買価格を決めることによって、株式だけでなく、株価指数や商品先物、国債、外貨など様々なものを、投資の対象にできます。 つまり、市場で価格がついていれば、どんな金融商品でもCFDとして、取引できるようになるわけです。 一方、株取引の場合は、まず証券会社経由で、市場で実際に扱われている現物の株を、売買することになります。 証券会社の役割は、あくまで投資家と市場の仲介であって、投資家と証券会社との直接の取引にはなりません。 証拠金取引CFDの証拠金取引とは、証拠金(保証金)を、CFDの業者に預けることによって、預けた証拠金の何倍ものCFD取引が、可能になることです。 手持ちの資金が小額であっても、いろいろな金融商品が取引でき、大きな利益を出すことができます。 一般の株取引では、手持ちの資金=取引の上限で、 自由に株取引する場合は、まず手持ち資金として数百万円ほど必要になります。ところが、CFDでは証拠金の1倍〜200倍の取引が可能になります。 例えば、40万円の手持ち資金で、レバレッジ20倍のCFD取引の場合、 そして、このA社の株価が5%上がっただけで、 このように、小額の資金であっても、予想したとうりに株価が動けば、大きな利益になります。たとえ、わずかな株価の変動でもです。 もちろん、株価が予想に反して動いた場合は、大きな損害になる場合もありますので、そのときはすぐに損切りするなどの、リスク管理がとても大切になってきます。 次ページ → 取扱い銘柄|日経225 |
|
Copyrights (c) 2011 証券CFD取引 All Rights Reserved |