証券CFD取引の流れ

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証券CFD取引が、具体的にどんな流れになるのかを取り上げました。
証券CFDには、大きく分けて株式CFDと限月CFDがありますが、ここでは、今後一番取引が多くなるであろう、株式CFD取引の流れについて解説しました。

株式CFDの取引の流れ

1.取引したい銘柄を選択

A)
証拠金の額と、取引したい銘柄によって、取引できる倍率(レバレッジ)を、証券会社のサイトで確認します。

B)
取引できる範囲内で、取引額を決めます。

C)
選択した銘柄の価格が、今後上がりそうなら買い注文を、下がりそうなら売り注文(空売り)を入れます。注文方法はいくつかありますので、詳細は証券CFDの注文方法をご覧ください。

D)
実際の取引は、証券会社との取引となり、一般の株取引とは違います。この取引のことを、相対取引と呼びます。
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2.買い注文or売り注文

A)
株式CFDを取引する場合は、証券会社で提示された金額で、売買することになります。提示された金額には、 実際の株価にスプレッドと呼ばれる手数料が、若干上乗せされています。(売り、買い両方とも)

B)
取引手数料が発生した場合は、口座から引落されます。

C)
買い注文から入ると、スワップ金利が日割り計算で、決済するまで毎日口座から引落されます。

D)
逆に、売り注文から入ると、スワップ金利が日割り計算で、決済するまで毎日口座に入金されます。
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3.決済

A)
株式CFDを決済します。
株式CFDは、取引期限は一切ありませんので、いつでも決済できます。

B)
ただし、予想に反して株価が変動して、証拠金の範囲を上回る損がでた場合は、それ以上損失が大きくならないように、 強制的に決済が行われることがあります。この強制決済の基準は、各証券会社によって違います。
詳細については、証券CFDのリスク管理をご覧ください。

C)
決済によって、利益がでたときはその金額が口座に振り込まれ、損がでた場合は、証拠金で精算されます。
また、取引手数料が発生した場合も同様です。
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4.新規注文

A)
株式CFDは、決済後リアルタイムで損益が精算され、証拠金が開放されるので、1日のうち何回でも取引ができます。
一方、従来の信用取引では、1日の取引額は信用余力の範囲内でしか、取引できません。

*上記の他、為替の差益や両替手数料、株の配当金もありますので、これらも精算されます。

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